[No.768] 「ブログ100日」第4号ー新党ブームは結局、民主党政権の延命策に?

 第4号(4月5日)ー新党ブームは結局、民主党政権を延命策に?

 

与謝野馨元財務相と平沼赳夫元経産相が新党を結成するという。しかし、この二人の政策の共通性が見えにくい。与謝野氏は郵政民営化を進めた自民党の政調会長であった。平沼氏は勿論、郵政民営化反対。ただ共通点があるのは、二人とも小沢・民主党に近いということだ。平沼氏は当然郵貯限度額引き上げの民主党政策を評価するだろうし、与謝野氏は小沢幹事長との囲碁仲間。そういえば、他の鳩山邦夫元総務相も郵政民営化に慎重であったし、そもそも鳩山総理の弟。みんなの党は昨年の9月16日の首班指名で「鳩山由紀夫」と書いたのだ。「民主党への批判票の受け皿となる」と標榜している「新党ブーム」が、結局、選挙後、民主党と合流で、民主党政権の延命になってしまう。そんな子供だましは決して許してはならない。

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