[No.727] うつ対策が一歩前進!!党WT開催

100303うつ対策WT.JPG3月3日、事務局長を務める公明党うつ対策ワーキング・チーム(WT)を開催し、08年8月に当時の桝添厚生労働大臣に申し入れした内容の2010年度予算への反映などについてヒアリングを行いました。

日本のうつ対策、大きく遅れています。専門医の受診率は25%程度。これを欧米並みの50%異常に引き上げるために、08年度から開始した「かかりつけ医うつ対応研修事業」の充実を求めてきました。特に、公明党が求めていたのは思春期のうつ対策。この2年間の研究成果を元に来年度から小児科医への研修制度がスタートします。また、この研修の実施も各地でばらつきがあります。08年度は全国106カ所7000名が参加しましたが、一度も実施しなかった県が12県も。神奈川県は3回、静岡県も3回かつ静岡市で2回開催されました。小児科医向け研修には、子供たちが最初に接する学校の養護教員の参加を認めるよう要望させていただきました。

また、薬偏重も日本のうつ対策の特色。来年度からの診療報酬改定で1回420点(4200円)合計16回の認知行動療法が初めて認められました。

まだまだ一歩ですが、患者の皆さまご家族の皆さまのお声をカタチにしていきます。

公明新聞

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