[No.683]困窮状況にある結核病院に光!

100119結核予防会.JPG

l         1月19日、財団法人結核予防会(青木正和会長)の長田功理事長らの表敬を受け、結核対策への尽力で感謝の言葉を受けました。

l         これは採算がとれず、結核患者を治療する結核病棟の閉鎖が相次いでいる問題で、中央社会保険医療協議会(中医協)が今月15日に取りまとめた、2010年度の診療報酬改定の基本方針(現時点の骨子)に、赤字の要因となっている平均在院日数要件の見直しなどが盛り込まれたものです。

l         基本方針には、私が事務局長を務めるストップ結核議員連盟が09年11月に要望し、私自身が質問主意書で実現を迫っていた項目のうち、(1)結核病棟の平均在院日数要件の見直し(2)一般病棟と結核病棟を1病棟とするユニット化のルールを明確化するとともに、病床種別ごとに平均在院日数を計算(3)原因菌が漏れないよう気圧を低くする陰圧管理環境整備に対する評価――を明記。これにより診療報酬が見直され、結核医療の維持・確保に大きく貢献すると期待されます。

l         懇談で長田理事長らは「浜田事務局長には精力的に動いていただいた。まだ課題はあるが、本当に感謝している」と表明いただきました。これに対し私は、結核病棟入院基本料の評価引き上げや外来DOTS(直接服薬確認治療)についても「しっかり善処していきたい」と決意を述べさせていただきました。

,

関連記事