[No.677]小沢幹事長土地取引疑惑に強制捜査 「一役人の一分」を示せ!

100114桜木町2.JPGのサムネール画像1月14日、桜木町駅での朝街頭です。

昨日13日午後、小沢民主党幹事長の土地取引疑惑に関連して、東京地検は、陸山会、小沢の元秘書の石川知裕衆議院議員の国会議員会館そして鹿島建設本社及び東北支店に強制捜索に入った。

小沢幹事長は12日の記者会見で、8人の記者からの質問をまとめて聞いた後、「捜査が継続中のため、個別のことについて申し上げることは差し控えるべきだろうと思っています」と全く説明責任を果たさなかっただけでなく、「捜査が継続中」とさも検察に協力しているような表現をした。しかし、これはウソであった。1月初旬から東京地検が任意の事情聴取を小沢側に要請したが、全く無視をした。囲碁や飲み屋に顔を出す暇があったなら、先ず第一に国民の疑念を晴らすことに協力するのが政治家の責務ではないか。

情けないのは、民主党や連立を組む社民党から独自調査をするなど自浄能力が全く感じられないことだ。小沢私邸に年始の挨拶で100名以上、年末の中国訪問で100名以上の国会議員が付き従ったという。

小沢は、西松建設からの裏献金疑惑で大久保元秘書が逮捕された際に、さも政治的であるかのような検察批判を行った。「大与党の幹事長に強制捜査をかけるなど一役人の分際でけしからん!」とも思っているのではあろうか。日本の検察は誇るべき中立性を堅持してきた。田中角栄や金丸信といった与党の総理、大ボスすら中立に取り立ててきたのである。

武士の一分ならぬ「一役人の一分」という矜持を権力に驕る者に示すべき時だ。

公明党、今こそ清潔政治を訴えます。

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