[No.1254]脱法ハーブの規制強化に向け議員立法提出

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9月5日、副座長を務める党薬物問題対策プロジェクトチームとして、麻薬などと似た興奮・幻覚作用がある「脱法ドラッグ」を規制強化するための、麻薬および向精神薬取締法及び薬事法の一部改正案を新党改革、みどりの党と共同で参院に提出させていただきました。

 同法案では、脱法ハーブなど薬事法で健康を害する化学物質として規制する「指定薬物」が現在、麻薬取締官による取り締まりの対象外であることから、麻薬取締官に対し、指定薬物に関する取り締まり権限を付与する。また、薬事監視員などが立入検査で指定薬物やその疑いがある物品を発見した場合、試験のため必要な最小分量を収去(抜き取り)できるようにするものです。

これまで公明党は、麻薬取締官の増員や薬物乱用防止の啓発活動に取り組んできたほか、2006年には薬事法を改正して脱法ドラッグを規制するなど、違法薬物対策を一貫して推進してきました。法案提出後、「早期規制強化に向けて引き続き、ほかの会派にも働き掛けていきたい」と述べさせていただきました。

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