[No.1183]新型インフルエンザ法案についての参考人質疑


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4月12日、参議院内閣委員会で新型インフルエンザ法案についての参考人質疑を行いました。
3年前の新型インフルエンザ事案。当時の自公政権のプロジェクトチームの一員として、刻々と迫る「危機」に対応するうえで、法的枠組みの必要性を痛感しました。
しかし、一方でこのような有事法制には、危機管理の裏側として私権制限・人権制限が規定されます。
それが本当に必要最小限か?濫用されることはないか?日弁連はそのような観点から、この法案に会長名で反対声明を出しました。
そのことについて詳しく聞くための参考人質疑であるのに、昨日夕方に政府与党から提案された参考人リストには、法律学者が一人も入っていないという有様。
「急だったので見当たらなかった」 あまりにも安易な政府与党の対応を「一喝」し、この分野の専門家である同志社大学の川本教授に自ら電話し、急遽、参考人としてきていただきました。
今後、さらに「良識の府」参議院にふさわしい審議を進めてまいります。

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