[No.1135]ハマダレポート Vol.87 ー逃げるな、ドジョウ!

ハマダレポートNo.87 2011.12.12

ー逃げるな、ドジョウ!ー

野田総理が急に国会を閉めてしまいました。

TPPで迷走し、年金や消費税でも全くの説明不足。挙句には、失言や監督責任で立ち往する一川防衛大臣やマルチ商法まみれの山岡消費者担当大臣に対して問責決議を突きつけられ、逃げるように国会を閉幕。

民主党が是非成立させたいと我々も協力した労働者派遣法の修正も先週ご報告した薬物依存者の「つながり」つくる法案も衆議院で中断。

先週金曜日の参議院本会議では、「逃げるな、ドジョウ!」と怒号が飛び、万事、野田総理の姑息さが目立った臨時国会でした。

11月16日、我が党の山本香苗議員の質問に対し、急に「困難に立ち向かうとき歴史的形成力になる」と、英国歴史学者トインビー博士の言葉を引用したことも。

なんか聞いたような気がするなと思ったら、11月11日の聖教新聞、「東北は人類の希望の光」の一節だったのです。

11月21日の予算委員会での野田総理との初論戦。TPPなどでの国民への情報公開を求めるとともに、この問題をただしました。

「野田総理はトインビーの信奉者ですか? 先日我が同僚議員に対して引用された一節をもう一度言っていただけますか」と聞いたら、「モゴモゴモゴ」?

「トインビー博士は、米国と中国との間での日本の役割、どちらにも偏しない中道のあり方を高く評価されていた歴史学者。切り文ではなく、正確に学ぶべき」と諭したところ、委員会終了後、急に近寄ってきて、「しっかり指針にして取り組みます」と!。

ドジョウも一皮をむけば「姑息」の二文字、浜田まさよし、厳しく、ただして行きます!

関連記事