[No.1067]こころの健康政策構想実現会議共同代表の大野先生らと共に大塚厚労副大臣に申し入れ

CIMG1843.JPG4月15日、党うつ対策WTとして、慶應義塾大学教授で「こころの健康政策構想実現会議」の共同代表でもある大野裕氏らとともに、東日本大震災の復興に向けた細川律夫厚労相あての緊急提言を大塚耕平副大臣に手渡しました。

席上、同会議の西田淳志共同代表は、震災発生から1カ月がたち、被災地での今後の「心のケア」の重要性を強調。保健・医療・福祉すべての分野で多職種の専門家がチームを組み、アウトリーチ(訪問支援)でサービスを提供する「地域こころの健康推進チーム」(仮称)の創設を提唱しました。

その上で、被災地全域に、人口5万?10万人単位ごとに、地域生活に必要なサービスをアウトリーチの手法で提供する「包括型地域生活支援アウトリーチセンター」の設置を要望。

私からは、「現場の医療従事者ももはや精神的に限界に来ている。23年度予算に計上されている7億円の精神科アウトリーチ事業を緊急に組み替え、被災3県に重点投入すべき」と主張させていただきました。

大塚副大臣は「東北地方でアウトリーチを活用し、復興にも役立てたい」と前向きな姿勢を示しました。

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