[No.1660]9/5楢葉町避難解除記念式典に出席

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 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が9月5日午前0時に解除された福島県楢葉町で同日、町民の帰還と町の復興を願う式典が開かれました。これには、高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長・公明党)と私が出席し、あいさつをさせていただきました。鈴木正晃(まさあき)副知事、松本幸英(ゆきえい)町長のほか、公明党の赤羽一嘉衆院議員らが同席しました。
 高木副大臣は、町民の要望を踏まえ、医療・買い物・飲料水の3分野での追加支援を政府が進めていることを紹介。復興を一日も早く進めるためには、戻りたいと考えている人が一人でも多く故郷に戻れるよう支援していくことが重要だとした上で、「(避難指示解除が)ゴールではなく復興に向けたスタートだ」と強調しました。
 また、高木副大臣は、帰還後の生活や経済の再建を支援する官民合同チームの取り組みに触れ、「皆さまの生業や復興の一助になりたい」と述べました。
 私からは、「楢葉町の復興・再生に向けて、一人でも多くの町民が帰還できるよう、全力で取り組む」と決意を述べました。このほか式典では、楢葉町の新キャッチフレーズ「こころ、つなぐ、ならは、明日へ!!」が披露され、子どもたちによる記念植樹が催されました。
 避難指示解除は、昨年4月の田村市都路(みやこじ)地区、同10月の川内村の一部に続き3例目で、全住民が避難した自治体では初めてとなります。

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