[No.1365]9/12川俣町視察―区域再編後の課題調査―

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 東京電力福島第一原発事故による避難区域を放射線量に応じて見直した「区域再編」が完了したことを受け、9月12日、福島県川俣町を訪れ、現状や課題を調査しました。
 先月8日に区域再編を終えた同町山木屋地区で除染現場を視察しました。
 除染で発生した汚染土壌の容量を減らすための「減容化施設」にも足を運び、担当者から「稲わらや雑草類は約十分の一に量を減らせる」などと説明を伺いました。(写真)
 また、同町の特産として有名な「川俣シャモ」の養鶏場を訪問。養鶏農家の男性は「風評被害で一時は6、7割まで減った売り上げが、震災前の水準に戻りつつある」と声を弾ませておられました。
 最後に古川道郎町長から住民の帰還に向けて住まいや雇用の場の確保に関する要望を受け、「復興庁として万全の体制を敷き、一つ一つの事業に力を入れていく」と話をさせていただきました。

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