[No.1170] ハマダレポート Vol.100 ー「黒い虹」を塗り替えたい!ー

ハマダレポート Vol.100 2012.3.12

ー「黒い虹」を塗り替えたい!ー

東日本大震災より1年がたちました。

遅々として進まない復旧・復興対策。たとえ建物が復旧しても、心の「復旧」には時間がかかります。

両親を失ってしまった子どもたち240名。川崎のご婦人からの相談で突きとめた「親族里親制度」がその2/3の160名に適用されました。

1200名以上のどちらかの親を亡くした子どもたち。国民年金加入の場合、お父さんを亡くした子どもには高校3年まで遺族基礎年金が支給されるのに、お母さんを亡くした子どもには不支給?

松あきら議員の追及で小宮山厚労大臣がその不合理の改善の検討を明言しましたが、今回の子どもたちには間に合わない・・・・。

しかし、公明党の推進で一昨年8月から児童扶養手当(月額約4万円)が母子家庭だけではなく、父子家庭にも適用できることとなっていました!

経済的に支援ができても心のケアは別です。子どもたちのストレスはむしろ3年から5年後がピーク。阪神大震災の教訓です。大人があたふたしている間は、心配をかけないように子どもたちは自分のストレスを抱え込んでしまうとのこと。

先月訪問した神戸で見せていただいた阪神大震災後の小学校5年生の男の子が描いた虹。その色は真っ黒でした。いつわらざる子どもの心象風景・・・・・。

皆様の激励に支えられて、浜田レポートも100号を迎えることができました。

子どもたちの心の虹が七色に変わってゆくまで、浜田まさよし、さらに走り抜いてまいります!

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